性虐待の話　いやでいやでたまらなかった

　ページ作成　　セラピスト淡路紀世子

50代のkさん。最近の気になっていることで
淡路紀世子の羅針盤ワークを受けられました。
ワーク後、子ども時代の性的虐待の場面を思いだしました。

40数年も前の出来事。でもその体験したことが
心の影、心の傷となり　影響していた

そして　40数年が経ち　やっと自分がそれに向き合い
ちゃんと心の修復をしていく流れが起きていきます。

その流れのお話を
Kさんが　書いてくれました。
　　↓
公開許可を頂けたのでupしますね

Kさん　ありがとうございます。

羅針盤ワークのおしゃべりしている時に、
私の中にある最近起きた違和感のことを
紀世子さんが
「それは気分を害しているのでは」
と言われ

「気分を害したときに、
他にどんな言葉が当てはまるかを考えてみるといいよ」
という提案がありました。

「気分を害する」と聞いたときに、ちょっとポカンとした感覚です。
気分を害するという感覚こそが、弱いというか鈍いのかな？と思って
あれ？もしかして麻痺している？と思ったのです。
そしたら急に、ある光景が思い出されました・・・

当時の光景が思い出された時に、思いがけず涙が出てきたのです
その涙のわけがすぐにはわからず・・
ゆっくりと自分の涙を感じていくと・・・・・
NOが言える言えない（癒える、癒えない♪）という課題とは別に？

そもそも「嫌だ」という感情を、
あの頃に、押し殺してしまったのではないかって

しかも、母はその人とかなり長くつきあっていたので、
かなり長く苦痛が続きました
何もされないにしても、そこにいるだけでも苦痛でしたから
その間、何度も何度も、押し殺し続けたのではないかって・・・
そんな自分が、今更ながら、健気に思えて涙が出たのだと思います
・・と、書いている最中にも、涙があふれてきたので、
メールは一時、中座。

中学の頃に起きた
母が親しくしていた男からの性的虐待のこと。
凄く嫌なのに寝ているふりをするしかできなくて・・
嫌だと言えなくて、
当時は夢で「二度と来るな！」とか「帰れ！！」と叫んで
うなされることが何度あったことか・・

高校生のときに「高校生活の今後の希望」みたいなことを書いて提出するときに
「NOと言える人になりたい」と書いたほど、
嫌だと言える自分になりたいと思い続けてきました
その男のこと以外に、私はそもそも、NOと言えないことで、
嫌な思いばかりしていると気が付いていたからです

羅針盤ワークの後、
当時の光景が思い出された時に、思いがけず涙が出てきたのです
その涙のわけがすぐにはわからず・・
ゆっくりと自分の涙を感じていくと・・・・・

そもそも「嫌だ」という感情を、
あの頃に、押し殺してしまったのではないかって
しかも、母はその男と　かなり長くつきあっていたので、
かなり長く苦痛が続きました
何もされないにしても、そこにいるだけでも苦痛でしたから
その間、何度も何度も、自分の気持ちを　押し殺し続けたのではないかって・・・
そんな自分が、今更ながら、
健気に思えて涙が出たのだと思います
・・と、書いている最中にも、涙があふれてきたので、
メールは一時、中座。

紀世子さん、　私、嫌だった。
嫌で嫌でたまらなかったし、
苦しかった！

その後、高校生活で、私が母に心配をかけるようなことをしたときに
母が　その男にそのことを相談していて
その男が私に説教みたいな話をし
「自分はもう、娘のように思っているんだ」みたいなことを言ったとき
腹が立った！睨みつけて怒鳴りたかった

でもできなかった・・
あの時の感情が『気分を害す』ってやつだと
今、やっとわかりました。

どうやら近所では、
その男は　あの家で娘さんと
「親子どんぶりだ」みたいな噂がたっていると知ったときも
すごくすごく嫌で　本当に嫌で・・・
その噂を耳にしたその男が
「そんな噂があるようだけれど、言いたいやつには言わせとけばいい。
人に後ろ指をさされるようなつきあいはしていない
みたいなことを言ったときも、すごく腹が立った！

でも言ってない。
私、言えない度に、押し殺す・・をやってきたのでしょうね

今思うのは、言えないから押し殺す・・を繰り返していくと、
そのうち、言おうとしても出てこなくなるんだなって。
そしてそのうち、嫌だとさえ感じられなくなるのかな・・・

現在の自分の中にある問題点、
嫌だと感じることが弱い、鈍い、遅い・・・は、
押し殺していたからなかなか出てこなかったって　わかりました
嫌だと感じるセンサーが鈍ってしまった、
故障してしまった？

あるいはやはり、麻痺と
いうことかな？と思ったりします

Q:紀世子さん、大体、そういうことなのでしょうか？

(●紀世子から)
そうだと思います。うれしいくやしいという感覚は　あいまいだけれど・・
「いやだ!!」と感じる感覚って　とっても大切。
心を守るための一番の核かと思います。

医療現場でもよくいいますよね、「痛い」という感覚が重要って。
痛いをかんじなくなったら　けがにも病気にも気がつけなくなって　
肉体は　悪化をたどり死に至ると。
だから　痛いという感覚はとっても大事。
発達障害の中で　「痛い」という感覚が鈍い人がいます。
そういう人は　本人が気がつかない中で大けがになってしまったりしています。

Q:【麻痺とか、感情を押し殺した結果
操作されやすい自分になっちゃうんだろうかと思いました】
こういうことって、ありますか？

(●紀世子から)
物事を感じて考えていく自分自身がいる。
その、感じる部分　感情を押し殺したら自分がいなくなります。
いなくなった空白部分には　いろいろなものが入りやすいものね。
操作もされやすいよね。

こちらのページ↑を読まれてMさんからメール↓が届きました。

(Mさんからのメール)

Kさん、勇気をありがとう、です。
同じ年代として感じるのは、
その頃は　本当に必死で精一杯頑張って来られたんだと思います。
一人でどうしたらいいかわからず、
でも考えて、我慢されたのだと思います。

私も　母と姉に支配されてた最中は、
支配と感じず私はいくらでも我慢できる人間だと思ってきました。

きよこさんのセラピーを受けるようになって、
やっと自分を取り戻しつつあります。

Kさん、同じ五十代遅くないです❗️
私もまだ、
この前　羅針盤ワークで　紀世子さんに言って貰った、
「三歩進んで二歩下がるで良いから頑張りましょう‼️」という言葉
そして羅針盤ワークやセラピーという心強い味方があります‼️
私にとっても　支えです。

Kさん、どうかKさんの心が癒されますように、
お健やかに過ごされますように

ありがとうございます。
Kさんのメールを読んでいると、
私が受けていた虐待とは、違う形の経験だったけれど　
私の中の自分の感情、　
なんとも言えない気持ちが溢れ、よみがえってきました。

そして今、母との新たな関わりで
自分で決着をつけてる段階にいるような気がします。

その事に気づけたのも　Kさんのお陰だと思います❗️

皆さんへ
こちらのページを読まれて思うこと、話したいことがありましたら
メールしてください。

また　そんなおしゃべりが集まったページがあります。
ぜひ読んで見てね。
　　↓

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