文・写真 淡路紀世子
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これは『サン』といいます。
沖縄にある 魔よけ お守りです。
ご近所さんから しーみーしーみー(お墓参り)の日に
おすそ分けですと 手作り"煮付け"の詰め合わせをいただきました。
そのタッパーの上に ちいさい葉っぱで作られたサンが乗せられていました。
沖縄に嫁入りした長女に話したら。
何か食べ物を頂くと 必ずこの結んだ葉が乗っているよと。
「へぇ～おもしろいねぇ」
「悪く(くさらない)ならないようにおまじない」
「邪気がはいらないようにという意味みたいだよぉ～」と
しゃべっていたのを想い出した。
◇
沖縄のお守りとして「サングワー」というお土産が並んだりしています。
これは 「小さいお守り」・・「かわいい魔よけ」という意味となります。
グワーは 小さいという意味なのです。
だから 普通の『サン』を サングワーとは呼びません。
本来は 「サングワー」ではなく『 サン 』と呼びます。
目に見えない世界に通ずる仕事をしているので
あちらからやってくる?メッセージというものによく注目してます。
わかる、わからないは関係なく実は誰にでもメッセージはやってきているのです。
それに気がつくか気がつかないかなだけ。
だから 私は セラピーでおしゃべりしていて・・
「それ・・そこが あなたに訪れているメッセージですよ～」と指さしたりする。
一日の生活の中でメッセージを読み取るも可能。
セラピーという体験の中で メッセージを読み取るのも可能。
夢という情報のひとつのくくりの中で メッセージを読み取るのも可能なのです。
そして 私は そんな中 自身のことでも
日常の中でメッセージ読みとるということをよくしています。
どんなふうに?
人は 一日の始まる朝に 今日の予定を考え 想いめぐらすこともあるでしょう。
いつもの時間に起きて いつもの電車に乗り、仕事をするもひとつ。
今日は あそこにでかけて ランチして
あの人に会いおしゃべりする予定というのもひとつ。
あれして これして こんなふうにしようかなと・・
イメージしてから 衣類を着替えバッグを持ち、その通りに動きだす。
仕事に行く人、遊びに出かける人・・人さまざま。。。
ただ 予定外なことは起こる
それを 楽しいと思えたり
それを 残念に思えたりいろいろでしょう。
そして 驚くこともあったりする・・
そこに私は注目したいなぁって思ってる。
驚くという現象は 「胸がドキっとした」という表現にもなる。
自分の予定に反して 自分の予想に反してという風景は やはり
そこが心に残る、印象に残ること・・となる。
一日の中で 一番キョーレツな感覚を心に落としたりもする。
沖縄では 「マブイを落とす」という言葉があります。
マブイとは 魂のこと。
あまりにびっくりなことが起きてしまうと 魂を落としてしまうのです。
まぁ・・ヒーリング的には 本当はそのあと
「魂を元の位置に戻す」という作業が必要なわけではありますが・・・・
そのくらいに驚くことが起きると
それはきっとその日に出されたいろいろなメッセージの中でも
ひときわ優先事項高いメッセージなのだろうと思えてきます。
だから それを大切に考えていきたい・・
自分に訪れた独特な(唯一な)メッセージは
うまく活用して次へとつなげていきたいなって思うのでした。
つまり 何かしている過程で起きてしまう予定外、予想外なことは
悪いことではなく「何かの大切なお知らせなのである」、
という考え方が 私の中ではすっかり定着しています
先日、その予定外なことが 起きました。
一日の予定を決めていて うまーくすすめられていきました。
そして 最後に 私の手に『サン』がきたのです。
宮司さんから受け取った「サン」
「えっ??」っと驚き。。。そして うれしかった。
こんな手土産までも頂けるなんて・・・と。
それこそが意外な展開でした。
その当時は「単なるおまけ」という感覚でした。
でも そして そこから いろいろな偶然が重なり
つながっていく展開が数日かけて始まっていき
今では この『サン』にたどりつけたことが その日の本題であり
その為にあった一日の行程だったのではないかと思える。
「サン」は すすきのように長い葉を くるくるくるっと結ぶ、
ある特定な結び方をしたものです。
香りもいいし 殺菌作用もある葉の
月桃(げっとう)の葉を結んだサンにもよく出会います。
また ひもや折り紙でも作って 身に着けたりしているのもありますね、
魔物や悪霊が寄ってこないように
「邪気を払う」「呪術からの開放」にも役に立つ
とても強い魔よけ。それがより身近に感じられた経験でした。
・・・
『サン』をこうして 宮司さんから受け取った私。
その2日後 とある那覇市内の公園をお散歩してました。
なんと・・・・
「サン」だらけ。
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これは 何を いわんとしているのか・・びっくり・・
いろんな公園をお散歩していますが・・
こんな風景 初めて出会います。
なぜにこのタイミングで出会ったのだろうか・・
歩いても歩いても『サン』が続く・・続いていく。
動画
誰がどんな想いで結んでいったのか それはわからない。
でも 今の私には メッセージがぐんぐん来る。
「なぜこんなにサンが続くの?」 と驚き・・・・
偶然はなし・・すべてが必然、、
『サン』が 今の私には重要なメッセージなのだ。
ふと・・半月前に受け取っていた言葉、、『伝家の宝刀』のことが頭によぎる
だって・・これが私の机の引き出しに はいっていて・・
「伝家の宝刀といえば そうそう これも刀みたいだよね」
とちょっと出して眺めていたのですから・・。
私にとっての『サン』とは・・・今、深く考え中～
大祓いの日 三枚の細長いすすきの葉を使い
宮司さんが結んで手渡してくれた 『サン』は
今、魔よけとして 玄関に飾られています。
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