２００７年6/14-15実施で 起きたこと☆
文・写真 淡路紀世子
*天使の話いろいろ
八ヶ岳ハイキングツアー→2011年からは沖縄ツアーとなりました 詳細
淡路紀世子 プロフィール
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感動の涙でした。
皆さんをお連れするっていう 割とクールにみんなの安全を考えながら
そのツアーを提供・進行していくっていう立場の私が そんな中・・
おもわず みんなの前でも・・涙してしまいました。
どうしても 暖かい涙が 溢れ出てきてしまったのです。
何か凄いことが 起きたのでもなく
有名な映画を 見たのではなく・・
ただ ちっちゃな町の ちっちゃなおうちのところで
ある人のことを述べて説明するという仕事をボランティアのように
してくださっている高齢のおばちゃんに出会ったから。
私は 八ヶ岳に住んで２０数年。
八ヶ岳セラピールームには いろんな方が 来てくださいます。
成田空港から 羽田空港から
車で ８時間かけてきたり
日帰り不可能だから ホテルに泊まって
たった数時間のセラピーだけの為に訪れてくれてます。
だから 皆さん
それらを 受取ったあとは すぐに八ヶ岳の地を 出発して帰路になってしまう・・
そんな光景を 見ていて・・
もっと この八ヶ岳の良さを 感じてほしいなぁ
こんなにすばらしい自然が あるんだものって思い・・
セラピー抜きの 八ヶ岳の大地と遊ぶ ハイキングツアーを始めた。
もう何回実施できただろうか・・
初夏と秋に年２回毎年実施している。
どんな人が参加してくださるかというと・・
いろんな人が 来る。
私に初めて会う方も来る
同じ山梨県内の方も
海外からも
遠くから参加。
飛行機で 特急電車で 車で １０時の集合に集まってきてくれてとってもうれしい。
今回も 初対面の方が 半分以上でした。わくわくどんなことが はじまるのかな♪
まずは 紀世子とっておきの八ヶ岳の秘密の道路をご案内して・・
そして すてきな森のレストランへ。
そこでの会話。
「私は きよこさんのツアーでいろんな不思議な話を聞けるかと思い 申込みましたぁ」
って楽しそうに言ってる。
「うん そうね。
いろんな 見えない話のことできたらいいよねー。
でも 果たして みんなが 期待している話になるかは わかんないですよぉぉ」
って 笑う。
目に見えない話・・かぁぁ。
どれが 見えない話しで どれか 見える話しなのか 自分の中には
あまり境界線って存在していない気が する。
目に見える話しもみえない話も 私にとって それは真実であって・・
ほんとのことであって・・それは それで これは これで・・って感じ。
「紀世子さん 森の妖精は出会ったことあるんですか？」
って聞かれた。
うん・・私は こんな話しをした。
私は セラピーをさせていただくという広場と またいろんな大自然と触れ合う旅の
提供もしている。
セラピーっていう体験の気づきと
自然を歩く 自然を知るっていう体験の気づきも
おんなじくらい 大切で すばらしいことって思う。
だから している。
ヒーラーが 主催しているハイキングだから
きっと 不思議な話しも聞けるかもって思って 申込みされる。
確かに そういう のもあるかもね。
こんなことがあったよ。
岐阜県の山のハイキングツアーしてて。
妖精と出会うって話ね・・・・
目に見えない世界の・・こういった仕事している 私が 妖精の話しをしはじめるのは
ごく自然な風景なのかもしれないけど・・みんなの聞きたいところかもしれない。
ある山所有している町役場が・・
妖精と出会うハイキングツアー という ネーミングで 山ガイド案内していますよ。
それに 私たちツアーは 参加してみましたよ。
その役場のガイドさんも しゃべっていた。
「この森には 妖精が 居ますよ」ってね。
これって すごくすてきなこと。、
そう・公的機関が 公的ＨＰで それを語っている。
そう・・そこ ここに 森には 妖精が いる。
見れる人 見れない人
出会える人 出会えない人 がいるでしょう。
でも いるよ！。
そんな言葉を 私が 語ると 信じる人
信じない人いるでしょう。
でも こうして 公的な立場の役場の人も言っているんだよ・
それって 何？
にこにこ きっと 居るのでしょう・・って思っていいんじゃないかしら。
ってしゃべってたら 森小屋のレストラン内にいる 私たちのテーブル席の横の
木のドアーが ふーっと 開いて パタンって しまった・
みんなが びっくりして そっちをむく・・
誰もいないのに・
「ほらね♪」にこっ。
みんなも笑う・・・・
みんなには 森の妖精が 見えているのかもしれない。
でも 見えているのに みなかったことにしているのかもしれない。
ちょっと ヒントね。
妖精って・羽が 天使と違って・
とんぼの羽みたいに真横に伸びていたりもするんだよっ・・・
虫みたいだったりもするんだよっ
なんちゃってね。
まっ 詳しい話は またいつかー。？？
そんなおしゃべりしてたら
一緒に食事しているみんなも ちょっと ほほえましい顔になってきた・・・
にんまりっ。
そんな感じで 始まった 恒例の八ヶ岳ハイキング
テクテクと いろんな八ヶ岳の道を 歩く。
夜には・・燃える火を 囲んで いろんなお話しをする。
暖炉の火が 赤々と黄色く 燃えているから 灯りになる。
そのリビングの部屋の電気も消して・
ちょっと薄明るい部屋で 火の暖かさに包まれて
ソファーにみんなが 座って・話しが始まる。
いろんな話しが できたね。
翌日・・
八ヶ岳を 戦前・戦後と日本の復興とかに
かかわっていた アメリカ人の家を訪ねた。
今は 亡き ポールラッシュという男性の住んでいた家である。
ポールさんは 清里の父とも呼ばれています。
この八ヶ岳を日本中に有名にしてくれた人でもある。
その人の人柄 その人の生き様
その人のみんなとのかかわり
そんなことが 語られている家。
今は 記念館となっている。
八ヶ岳観光に来る方には ちと 地味なのか おとずれる人も まばら。
でも いろんなメッセージを日本人に与え いろんな導きをしてきた人。
その記念館である家に入らせてもらい 遺品を見ていく。
そして ポールさんが しゃべったひとことひとことが 大切に展示されている
なんだか・・前晩の暖炉を囲んだときのおしゃべり・・
森の中を 一緒にあるきながら しゃべってた おしゃべり
いろんなことが リンクしてくる。
何か みんなも 感じいったのかなぁ
なんだか みんなの口数が 少ない・・
そこに ひょんっと おばちゃんが 現れた。
「私が ご案内しましょう ご説明していきます」って。
人も少ないし まるで 貸切のよう・・
でわ 私たち ６人で ご案内していただくことにした。
いろいろと 説明してくださる。
ひとつひとつの遺品のことも
いろんな方からプレゼントされた 記念品の展示の説明も。
次々と おしゃべりしてくれる。
そんな中・・
私は あることに「あっ」って気が ついた、
この おばちゃんが とっても 幸せそうに 目をきらきらとさせながら
まるで そのときを 思い出しているように 遠い目をして
なつかしそうにしゃべっている。
なんて 暖かいんだろう・・・
なんて 優しいんだろう・・
なんだか ひとつひとつの言葉が 耳に入ってくるのではなくって・
その 音のリズムが 私の心の中を とんとんと ちっちゃい子どもが 遊んでいるように
リズミカルに弾んでいた
あー なんだか 涙が 出てくる・・
そこで 私は 休みなくしゃべってくれるおばちゃんに・・聞いた。
「あなたは ポールさんと どんなかかわりだったのですか？」
おばちゃん 今までのおしやべりとは 空気が 変わった。
きゅうに 涙ためて もっと さらにやさしい顔になって
「はい 私が 学生だったころ かかわっていました。
そして そのまま ポールさんのいる八ヶ岳に住み
仕事を手伝っていきました。そして この八ヶ岳の地で
こちらの土地の人と結婚を して
今 こうして 伝えていくっていうことを しています」
本当に もっと 幸せそうな顔を して 語っているおばちゃん。
泣いていた・・おばちゃんも 涙が 溢れでてきていた。
それを 見て 私もさらに 暖かい涙が 溢れてきてしまった。
あー なんて すてきなおばちゃんだろうか・
そして こんなにきらきらとした おばちゃんが
こんなに きらきらと 語るポールさんのすばらしさが 伝わってくる。
そして それを かたっている ポールさんという アメリカ人は
とっても すてきな方だったんだなぁって伝わってくる。
私には もうポールさんには 会えない。
会う機会もなかった。
でも・・・
今こうして ポールさんのことを 知っているっていうおばちゃんに会えた。
そのことが 奇跡かもしれない。
充分 ポールラッシュさんのしてきた道に 愛を 感じた。
そして またまた 感動して 涙が 溢れ出てきた。
気がつくと ツアーの中でも 涙している人が いた。
おばちゃんに 最後に言った。
「あのね おばちゃん。私が なんで こんな質問したかというと・
おばちゃんが あまりにも 幸せそうに このボランティア？この家の説明してくれていたから
おばちゃんのことが 聞きたくなったよ。」
「いえいえ 私は ただ こうして やってくる皆さんに
ポールさんの偉業を伝えていくっていうことだけのことです」
って言ってた。
「ううん 私たちは おばちゃんという人が 話してくれたことが
みんなが 感動したよ ありがとう」
「いいえ 私は 今日 あなた方に会えたことが うれしいです」
なんだか・・みんなが 喜びと感動の中にいた。
右側の白い服きたちっちゃな方が おばちゃん♪（白い天使みたい♪）そしたら おばちゃんが
「ね・手をつなごう・・そして 輪になろう」
って みんなの手を持った。
私たち ６人は そして おばちゃんとの７人の輪が できた。
おばちゃん・
「さぁ・・・ 目を閉じて・・・・瞑想して・・そして・・・みんなで・・ 感謝・・・
ありがとう・・・・」
って つぶやく・・・
ああー なんて すてきなこと。
すてきな光が まぁるく なっていった。
瞑想するワークは きっと いっぱい あるだろう・・
瞑想する ハイキングツアーもいっぱいあるだろう・・
私の八ヶ岳ハイキングには そういうものは 組み込まれていない・
だって 自然を いっぱい 満喫するっていうことに
あらかじめカリキュラムの入っている瞑想なんていらない
瞑想って・・そこにいる・自然と 共に在るってことが
すでに 瞑想だものネ。
でも 今 このポールさんの家で
初対面の人たちと 自然の流れでこうして手をつなぎ゜・・
こうして 輪になって 気持ちを ひとつにしていった・・
凄い・・
すごい・・
おばちゃん すごいよ。
このおばちゃんは いわゆる スピリチュアルーーっていう部分のことなんて関係ない・・
きっと 興味もないかもしれない・
でも おばちゃんの中には 愛が あった・・それもいっぱいいっぱいの暖かい心。
心から 手をつなぎたくなったから 「ね 手をつなごうよ」っていう呼びかけだ。
ポールさんも 一緒にこの輪の中にいる・・
そして ここにいた今回のメンバーのみんなだから 起こったことなんだ・・
一期一会というけど・・なんてすてきなんだろう・
またまた 感動して 涙が 出てきてしまう・・
ツアーを主催しているのだから
皆さんをお連れする立場の私なのに・・
笑 失礼しましたー☆
そのあと・・最後に 私の八ヶ岳の自宅の庭テラスで ティータイム。
どうでしたか？
最初に 私の不思議話を聞きたいからって申込みしてくださった皆様。
私は
みんなが ヒーラーさんに期待している・・見えない話っていうのを
何もしゃべらなかったかもしれない。
だって 私は 普通の話ばかりだものね。
普通が すてき・・
八ヶ岳の自然が すてき・・
そんな普通の中で 普通に不思議っていうのはあるし
あるってことを知ってもらいたいなって思ってる。
そして今回も 八ヶ岳は 見せてくれました・・
そして 八ヶ岳での出会いは 魅せてくれました。
こんなにスピリチュアルなことが こんなふうに ごくごく自然に起こるのです。
それが 八ヶ岳ハイキングツアーなんです
って声大きくしゃべりたい私でした♪
追記
あのおばちゃんは いったいなんなんだろう・・・笑
あのときだけ あそこにいたのかな
それとも
今は もう あそこには いないのかな？？
そんな不思議なことは いっぱい この世の中には あるんだよね・・
あのおばちゃんも 今回の八ヶ岳ハイキングに参加協力してくれた
そんときだけ・・降りてきた天使なのかもしれない
微笑
そして 八ヶ岳のこのエネルギー 参加してくれたみんなへ
感動をありがとう
(現在 淡路紀世子は沖縄県にて 活動しています)
■八ヶ岳ツアーに参加してくれた方の感想
| 2011年に八ヶ岳から 沖縄へ転居しました。 現在は 沖縄あそぼうツアー を開催しています。 |
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◆八ヶ岳セラピールームHP◆
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